賢く使おう!フリーランス向けエージェント活用のススメ

フリーランスで働く上で、案件獲得のための営業や単価交渉などにお悩みの方も多いのではないでしょうか。
交渉はあまり得意ではない、それよりも仕事に時間をかけたいという方にぴったりなのがフリーランス向けのエージェントです。
従来であれば自分で直接企業に営業をかけたり、独立前の取引先や知り合いから紹介してもらったりしなければ案件を獲得することは難しかったかもしれません。しかしフリーランス向けエージェントというサービスの登場により、案件の獲得にかかる労力を大幅に減らすことも可能になりました。
フリーランスがエージェントを利用して案件を獲得する方法とそのメリット・デメリットについて見てみましょう。

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フリーランスが案件を獲得する方法

会社組織に所属しないフリーランスが案件を獲得するための方法は大きく分けて3つ。
1つは「直接企業に営業をかける」方法。
2つめは「クラウドソーシングサービスを利用する」方法。
そして3つめが「フリーランス向けエージェントを利用する」方法です。

▶直接企業に営業をかける

従来から行われてきた直接営業をかける方法は、間に仲介業者等が入らないため手数料を取られることもなく、高単価・高報酬が望めます。
しかしそのためには、クライアントから案件を獲得するための営業や納得のいく単価を払ってもらうための交渉すべてを自分一人でやらなければいけません。この営業を苦手とするフリーランスの方も多いのではないでしょうか。
たとえ営業能力に長けていたとしても、本来の業務である案件にかけるための時間や労力を営業で使ってしまうのは非常にもったいないことです。
また、案件の獲得に成功しても足元を見られ、単価を安く抑えられてしまうリスクも伴います。

▶クラウドソーシングサービスを利用する

クラウドソーシングとは、クライアントが不特定多数の作業者に対して募集をかけ、作業を受け持ってもらうという業務形態です。
数時間から2~3日でできるような簡単な作業「タスク」、数日から1ヶ月程度の比較的大きい案件「プロジェクト」、そして提示された案件に対して複数の作業者から募った作品の中からクライアントが気に入った作品を選んで採用する「コンペ」とさまざまな形式の案件があり、自分のスキルや得意分野、スケジュールなどに合わせて選ぶことができます。
このように簡単に仕事を受注できるクラウドソーシングですが、案件一件に対する単価が安いものが多い傾向にあります。というのも、不特定多数から受注者を選ぶというシステムの都合上、納品物のクオリティーが低かったり納品が滞ったりするリスクを想定した上での単価設定がされていることが多いからシステム上仕方ないこととはいえ、あまりに安い単価で受注を続けていくことは望ましくないでしょう。

フリーランス向けエージェントを使うメリット

▶面倒な営業・事務作業の手間が省ける

フリーランス向けエージェントとは、個人のスキルや条件などに合わせた案件を紹介してくれるだけでなく、面倒な請求書作成などの事務作業も請け負ってくれるサービスのことです。
個人で直接クライアントと契約を取り付けようとしてもかなりの労力がかかる上、とれる仕事も限られてきます。しかしフリーランス向けエージェントを利用することで、手数料はかかるものの営業の労力をカットすることができ、個人では出会えないような優良クライアントと出会えることもあります。

▶エージェントによっては福利厚生も

また、クラウドソーシングサービスで紹介されている案件が単価の安い単発のものが多い傾向にあるのに対し、契約期間内で様々な案件を受注することができます。エージェントによっては、フリーランスでもホテルの優待利用や健診費用の優待など、正社員並みの福利厚生を受けられるところもあります。

フリーランス向けエージェントを使うデメリット

このように至れり尽くせりのサービスであるフリーランス向けエージェントですが、利用するにあたって留意しなければいけない点もいくつか存在します。

▶年齢の壁

特にエンジニアの世界においては日々技術のブラッシュアップが望まれるため、年齢が案件紹介の大きな障壁となることがあります。

▶自由が失われることも

長期にわたる案件の紹介が多い一方、クライアントへの常駐が求められる案件も多いため、受ける案件によってはフリーランス最大の強みである自由度が失われてしまう恐れがあります。また、エージェントに登録したからといって常に仕事が絶えず供給されるわけではありません。担当者によっては案件紹介の頻度がかなり低い場合もあります。

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フリーランスの強い味方であるエージェントですが、賢く利用するには各エージェントの特徴を見極めて自分に合ったエージェントを探すことが重要になってきます。自分の得意分野の案件を十分に持っているか?手数料の額は適正か?など、こだわりを持ってエージェントを探しましょう。
エージェントに登録した後も、自分がやりたい案件をきちんと理解してもらうこと、受けるべき案件とそうでない案件との見極めをはっきりさせ、自分の市場価値を高めていくことも大切です。