国内のAI(人工知能)事情・日本企業のAI導入事例とは?

言葉は広がってきましたが、身近とは言い難いAI(人工知能)。IT業界に身を置いていないとまだまだ実感できることは少ないと言えます。しかし、AIはすでに実用段階にあると言っても過言ではありません。
積極的に導入し活用を試みている企業と、そうでない企業にはまだ大きな開きはありますが、実際AIを導入・試験稼働させるところは増えています。
世界を見ると多くの活用事例はありますが、今回はまだ珍しいとされる国内のAI導入事例を見ていきます。
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実際に国内企業で導入されているAI(人工知能)

▶会話サービス

わたしたちの生活の中で最も身近なAIは、スマホの会話サービスではないでしょうか。この会話サービスを導入する国内企業が増えています。
大手銀行では、カードローンの相談に対応するAIを導入。すでに実用稼働させており、人に相談しにくいカードローンについてチャット会話方式で答えてくれます。
チャットとAIの相性はとても良いと言われており、この他にもお客様サポートサービスとしてAIチャットを置いているところが増えています。

▶WEB広告・ネット広告

大手インターネット広告会社は広告の最適化をはかるAIのサービス提供を開始しました。
ユーザーに対し、どういったタイミングでどこに広告を出せば良いのかを学習していき、クリック率を上げるというのが目的です。
すでにGoogleなどがユーザーの年齢・性別・趣味嗜好を予測し、広告を表示するというシステムを採用していますが、それよりももっとグレードの上がったもの・クリック率を上げるものとイメージしていただければ良いでしょう。
WEB広告の最適化により、ユーザーはインターネットを利用するストレスを軽減することが可能です。

▶SNS監視・SNS提案

AIでのSNS監視をマーケテイングに応用しているのは大手飲料メーカー。
SNSに投稿された自社製品がどんな場面で・どういった風に飲まれているのかを調査し、今後の商品開発やマーケテイング戦略に役立てるということです。文字だけではなく、画像も認識が可能になったということで、より多くの情報を取得できるようになったようです。
他にもいいね!や共有を得られやすいSNSの投稿を提案してくれるAIも登場。
最近では都内の花火大会が、SNSの投稿から会場の状況などを把握し警備に役立てるというAIを取り入れたというのが話題になりました。

▶製造業

今年の6月に大手食品会社がベビーフードに使用するじゃがいもの品質チェックにAIを導入し、生産性が2倍に高まったことが話題になりました。夏以降からは本格導入が始まっているようで今後、同じように製造業でAI導入が当たり前になるのかもしれません。

▶クラウドソーシング

大手のクラウドソーシングでは以前大きな問題となったキュレーションサイトの件をきっかけに、極端に報酬が低い・利用規約違反といった悪質な案件を排除するという作業にAIを人の作業と合わせて取り入れました。

導入も時間の問題・AIの導入実験

▶AIタクシー

AIが30分後にタクシー需要の高まりそうなエリアを予測してくれるAIタクシーというのも登場しています。試験導入に協力したタクシー運転手の中には売上が何割かアップしたという声もあるようです。
AIタクシーは運転手が効率良く稼働できるだけではなく、乗車客にとってはタクシーがつかまりやすくなるという利点があります。こちらはまだ試験段階とのことですが実用化すれば、多くの方にとって便利な存在となり得ます。

▶航空券購入予測

大手航空会社と大手コンピューター会社がタッグを組み、航空券の予測を行うAI実証実験を行ったというニュースを見かけた方も多いでしょう。ユーザーが航空券購入の際にどんな行動をとっているかを研究する試みです。
顧客の購買行動を短期間で予測することで、キャンペーンをうつタイミングや情報の提供に最適な時期を予測することができるということです。

▶小売りの在庫管理

実際にはまだ出ていないことが不思議という声もある小売りの在庫管理AI。
POSのデータから発注数を細かく決めてくれるということで、ロス率の低下をはかれるのはもちろん、販売チャンスを逃すチャンスロスも防止できそうです。わかりやすい効率化AIではないでしょうか。
AI
いかがでしたか?
本記事でご紹介したのはほんの一部です。まだまだわたしたちの生活の中に身近と呼ばれるものは少ないですが、多くの企業が取り入れることによって欲しいものが欲しいときに手に入る、利用しているサービスのシステムが便利になることが増えてくるのではないでしょうか。
今後、フリーランスや個人事業主にとっても利用しやすい・ビジネスを効率化するものがどんどんリリースされていくことが増えてくるでしょう。うまく取り入れ、時代に合わせた使い方をしていきたいですね。