今更聞けないAI(人工知能)の基本的知識・AIを説明できますか?

AI(人工知能)を説明できますか?
ロボットとは大きく違うと言われていますが、実際ロボットとAIの差やAIの定義をはっきりと説明できるという方は少ないようです。
ここまでAIの脅威論やAIの導入事例について見ていきましたが、今回は基本的なAIの定義や、現在にいたるまで繁栄と冬の時代を繰り返してきたAIの歴史について見ていきます。

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AI(人工知能)とは?

AIは『Artificial Intelligenceアーティフィジカルインテリジェンス』の略称。直訳は人工知能そのままで、人間が作り出した知能という意味です。
ロボットと何が違うのか、という疑問はよく聞かれます。どちらも人間が作り出したものに変わりませんし、イメージする姿形や性質は似ていますよね。しかし、ロボットとAIははっきりと違います。

・ロボット……プログラムされた機能をこなす機械
・AI(人工知能)……自ら学習していく人工的な脳

ロボットは人間が作り出した機械で、AIは人間が作り出した脳。
脳は学習していきます。AIも定義的には、自ら学習し、発達していく脳です。
人間の手を離れても学習し、発達していく人工の脳と言うと、少しこわい気がしてしまいますよね。
近年は映画やドラマでもAIを題材にしているものが目立ちます。特にハリウッドではAIによるサスペンスやヒューマンドラマ、恋愛系とさまざま。思いつくもので多いのは、人間よりも進化したAIに人間が支配されていくというものでしょうか。
実際、AIの開発には細心の注意が払われているようです。未知のものに手を伸ばす際、我々は便利さと引き換えに多くのリスクを背負っているのかもしれません。
しかし脅威やおそろしさを含みつつも、人類の夢が詰まっているAI。子どものころ、憧れたあの猫型ロボットも、言い換えればAIです。人類があの領域まで届くのには、あとどれくらいの年月がかかるのか、想像もつきませんね。

実は長いAIの歴史と軌跡

AIの歴史は3つに分けられます。
第1次AIブーム・第2次AIブーム・第3次AIブームです。
意外なことに現在、最盛期を迎えていると言われているAIは、隆盛と衰退を繰り返してきました。
AIが学問分野として確立されたのは1956年です。
今から50年以上前ということになります。

第1次AIブーム……1950年代後半~1960年代【推論と探索】

AIが、目的(ゴール)にできるだけ早くたどり着けるように選択肢を選ぶことができるようになりました。この推論と探索によってAIは数式を解く・パズルを完成させるなどの知的活動が行えるようになったと言われています。

第2次AIブーム……1980年代【エキスパートシステム】

エキスパートシステムとは、特定の分野においてコンピューターに知識を入れ込んで専門家レベルにまで動かすことができるものです。何故専門分野に限られていたかというと、一般常識とは違い、ルール化や学習が簡単だからです。

第3次AIブーム…2000年代~現在まで【ディープラーニング】

本来の定義・意味で言うなら、この学習を行うことができるとされているディープラーニングこそAIと言えるかもしれません。膨大なデータを取り扱うことでAI自らが学習することを可能としました。

ブームの境目は『AI冬の時代』と呼ばれています。
AIは簡単に言うと過剰な宣伝により「できる」と熱狂し、膨大な投資を続けている中で大きな問題が見つかると「やはり無理だった」と失望することの繰り返しでここまで来ました
しかし現在の最盛期とも言える熱狂があるのは間違いなく第1次・第2次ブームがあるからこそと言えます。
多くの専門家たちがまた近いうちに冬の時代がやってくると名言していますが、第4次AIブームのころには、わたしたちが頭の中で描いているファンタジー世界やスクリーンで見たシステムの片りんが見えるのかもしれません。

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いかがでしたか?
多くの研究者や投資家が夢見て、挫折と失望を繰り返してきたAI。
まだあまり身近な存在とは言えませんが今後大きく発展し、わたしたちの生活が豊かになると良いですね。