意外と知らない競合他社のデータ分析!
▶他社がターゲットとしている顧客
競合分析の第一歩は、他社のターゲット顧客層を分析することで「本当の競合他社」を洗い出すこと。
同じ業界で似たようなサービスを提供している企業が「競合他社」だと思いがちですが、たとえサービスや製品の内容が似通っていても、ターゲットとする顧客が違えば競合とはならない場合があります。
反対に、異なる業界に属する企業であってもターゲットとする層や訴求するニーズが一致する場合は競合となりえます。
▶競合他社の製品・サービス
ターゲットを分析して競合となる企業が明確になったら、その企業が提供しているサービスや製品についてのデータを集めます。
チェックするべき主な項目は以下の通りです。
- 製品・サービスの機能
- 販売・提供価格
- 販売経路
▶競合他社のマーケティングデータ
どれだけ優秀なサービスや製品でも、それだけで売り出すことはできません。
成功している企業はプロモーションや集客手段、購入・決済方法、そしてアフターサービスに至るまでさまざまな手段を組み合わせたうえでターゲットに製品・サービスを売り込んでいます。
ターゲットとする層によって有効なマーケティング戦略は違います。
自社の製品・サービス・そしてターゲットに最も適し戦略をとるためには、他社がどのようなマーケティングを行っているかをしっかりと調査することが重要です。
プロモーション戦略の例
- webサイト
- チラシ・ポスター
- キャンペーン
- 製品・サービスに関するイベントの開催
どこに書かれているの?自社・他社の口コミを調べる方法
▶Yahoo!リアルタイム検索
https://search.yahoo.co.jp/realtime
Twitterの投稿から任意のキーワードを含むものを検索できるサービス。
自社または他社のwebサイトのURLや企業名、製品・サービス名で検索することでユーザーのリアルな口コミを見ることができます。
また、画面右側の分析グラフではツイート数の推移やツイートから読み取れるユーザー感情、関連ワードなども確認できます。
▶Googleアラート
https://www.google.co.jp/alerts
任意のキーワードを登録しておくことで、そのキーワードを含む新着コンテンツをお知らせしてくれるサービス。
自社・競合の社名や製品・サービス名を登録しておくことでウェブ上の反響を測ることができます。
また、企業名に限らずサービス・製品に関連するキーワードなどを登録しておくと業界全体の最新情報も知ることができます。
競合調査は重要かつ負担の大きい作業
競合他社のデータ調査は根気のいる作業であり、時間もかかります。もちろんマーケティングを成功させるために重要な作業ではありますが、経営者や役員・社員の時間は製品・サービスの開発といったコアワークに集中させることが理想。
オンライン秘書Gennyでは、そういった競合調査に割く社内リソースを削減するお手伝いも可能です。