企業がアンケートを行う意義とは?
マーケティングリサーチに活用する
企業が一般の方々に対してアンケートを実施する場合、マーケティングリサーチが主な目的であることがほとんどです。
自社が提供しているサービスの利用者に対して使用後の感想や要望を調査したり、今後顧客となりそうな不特定多数の人々に対して「どのようなサービスを望んでいるか」など潜在的な需要を測ったりすることが可能です。
独自コンテンツの制作に活用する
アンケート結果をもとにしたコンテンツを制作することも、アンケートの有意義な活用法のひとつです。
ユーザーに対して行ったアンケートから得られたデータを根拠に制作されたコンテンツには中立性が生まれるため、よりユーザーからの信頼性を獲得しやすくなります。
また、自社の顧客に対して行ったアンケートであれば、その結果は他社が持ちえない唯一無二の貴重なデータとなります。
情報の独自性も高まるため、競合他社との差別化を図ることも可能です。
主なアンケート実施方法は紙とWebの2つ
紙アンケートのメリット
- パソコンとプリンターがあれば実施可能
- パソコンやスマートフォンに不慣れなユーザーからも回答が得られる
紙媒体のメリットは、実施する側・回答する側の手間が比較的小さく済むところです。
アンケート用紙はWordなどで作成して印刷するだけで用意できますし、回答する側は紙に筆記用具で書き込むだけなので難しいこともありません。
幅広い年齢層のユーザーから回答を集めることが可能です。
紙アンケートのデメリット
- 大人数対象の場合、印刷コストがかかる
- データ化に時間がかかる
デメリットは、アンケート対象が大人数になる場合に印刷にかかるコストがかさんでしまうことです。
また紙で収集したアンケート結果をデータに落とし込むのには手間も時間もかかります。
Webアンケートのメリット
- 印刷コストがかからない
- データ化が簡単
紙と違い、パソコンやスマートフォンがあれば簡単に回答できるWebアンケート。
入力補助機能なども利用できるため、住所やメールアドレスなど誤字脱字が発生しやすい項目の入力も簡単です。
Webアンケートのデメリット
- アンケート用システムやWebページが必要
- 回答できる人が絞られる
紙と違い、Webアンケートを行うためにはアンケート用のシステムやwebサイトの制作が必要になります。
システムの導入やサイト制作にはある程度の知識が必要となるため、アンケートを実施する側の負担は大きいといえます。
また、インターネットを利用していない・パソコンやスマートフォンに不慣れなユーザーからの回答を得ることができないこともデメリットです。
このように、紙とWebにはそれぞれのメリット・デメリットがあるため、自社サービスがターゲットとする層やアンケートを実施する環境などを考慮して選択することが望ましいといえるでしょう。
アンケート結果はデータにしてはじめて意味を持つ!
ただアンケートを実施するだけでは、自社のサービス向上に活かすことも、コンテンツ制作に利用することもできません。
集まった膨大な回答を集計してデータにすることで初めてアンケート結果は意味を持ちます。
オンライン秘書ジェニーでは、アンケート結果のようなデータの集計をご依頼いただくことも可能です。
ユーザーの声を活かすため必要不可欠な作業を、コアワークに影響なく進めるための手段としてご利用ください。